父上、いつも 感謝致しております!
こちら、ご進物と 文にて ございます。
はい、どうぞ♪
何じゃ?
一体 どうしたと いうのじゃ?
本日は 父の日で ございます。
日頃の 感謝の 気持ちを お伝えする 日に ございますよって、ささやかながら、ご進物と 文を ご用意 致しました。
恥ずかしゅう ございますので、文は 後程 お一人で こっそり お読み下され!
あら、素敵♪
さる殿、何を いただいたのですか?
うむ。
開けて みようかの ?
ガサゴソ ガサゴソ・・・
ジャーン!!!
七味家 七味 袋 大1袋(25g) 唐辛子 白胡麻 黒胡麻 山椒 青のり 青紫蘇 おのみ 七味家本舗 七味唐辛子 ギフト 送料無料 |
お~!
これは 京都の 清水寺参道にある 七味家の 七味唐辛子!!
わしが 七味好きなのを よく 存じておったな。
もちろんでございます!
父上は 何にでも 七味を かけて お召しあがりに なるじゃないですか!
ほぉ。そうじゃったかな?
ほぉほぉほぉほぉ。
ところで、さる殿、うさ姫様が いらっしゃった 江戸時代にも、七味は あったのですか?
もちろんじゃ!!
1625年(寛永2年)に、からしや徳右衛門が 漢方薬を 基に 生薬を 組み合わせて 七味唐辛子を 売り出したのが 始まりじゃ。
目の 前で 調合してもらえるのが 大変 評判に なってな ♪
あっという間に、江戸中に 広まったんじゃ。
かの 三代将軍、徳川家光の 献上品にも 認められたほど だったんじゃぞ!
江戸 だけでなく、七味は その後、長野や 京都にも 広まって いったのじゃよ。
さようで ございますか!
日本の 三大七味唐辛子というと、
東京の やげん堀 七味唐辛子 やげん彫り 七味唐辛子本舗 、
長野の 八幡屋礒五郎、
そして 京都の 七味家 が あげられますが、そんな 昔から 作られていたんですね!
そうじゃな。
現代と 違って、江戸時代に 七味が 人気に なったのは、味 そのもの よりも、どちらかというと、殺菌や 防腐、食中毒の 予防、冬場に 体を 温める 効果が 重んじられていたんじゃな。
お蕎麦に 七味を かけて 食べると 体が ホカホカ 温まってなぁ。
確かに、七味を 食べると、汗が 出来てまいりますものね!
お蕎麦の 話を しておったら、お腹が 空いてきたわ。
お昼は 蕎麦に しようぞ!!
うさ姫から もらった 七味を たっぷりかけてな♪
蕎麦が 茹で上がるまで、わしは 向こうで、うさ姫の 文を ゆっくり 読むと するか ♪
はい!
それでは お蕎麦の ご用意を して参りますね ♪
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